会員募集 採用情報

おんぼろ不動産マーケット

050-3786-1125 お問い合わせ

BLOG ブログ

2013.03.30

わらしべ長者

わらしべ長者

(NENGOのsimple richに寄稿して
いただいている、尾谷さんが書かれました)


姿の見えぬ沈丁花から匂い立つ甘い香りは、
妙にノスタルジックで、漠然とした期待と
具体的な不安の混ざり合う感覚を思い出させる。
18年前のこの季節に私は京都から東京へと出てきた。
それから、いくつものプロジェクトに関わり、
幾つもの役割を担い、いくつかの小さな山谷を
過ごして、今に至っている。

最初は先輩プランナー達や企業の事業
収支計画を作成する仕事からだった。
デザインの仕事がしたい、という私の
欲求とは裏腹に、アイディアでしかない
企画を事業性の高いプロジェクトにするため、
その企画を具体化し、その事業性を検証する
仕事を依頼されることが多かった。

そのうちに、自分がそんな形で関わるプロジェクト
の中でデザイン・プロデュースの部分も併せて
担うようになり、いつのまにか、デザイン・
プロデュースの部分だけを依頼されることが
多くなってきた。高い事業性を構築すべく、
プロジェクトの成功の確度を高めるべく、
デザインをプロデュースすることを心掛けて
いるのは、そういった私の買われてきた能力の
ストーリーにも大きく由来する。

今月のお題は“わらしべ長者”ということで
あった。ということで、あらためてもう一度、
読み返してみると、想像していた話しとは
随分と印象の違うものであることがわかった。
要約すると、こういうことだ。お金持ちに
なりたいという男がいて、その男の夢に
観音様が現れ、最初に掴んだものを大切にして、
旅に出なさい、というお告げを授かる。
歩き始め、転んだ先に掴んだものが藁で
それを大切に旅をしていると、その藁を欲しい、
という子供が現れる。男は観音様のお告げの
通り大切にしている藁をその子供に譲ろうか
迷うが、結局、譲ってしまう。その代わりに
蜜柑を受け取る。その後、喉を渇かした商人
とは反物と交換し、侍とは馬と交換し、
最後となる村の長者とは、大きな屋敷と
交換することになる。そして男は屋敷もちの
裕福な暮らしを手にする、という話。

細かくはいろんなエピソードがあるようで、
この物々交換の途中に出くわした器量の良い娘が
偶然にも最後のエピソードで登場する長者の娘で
あって、ここまでの旅のエピソードを聞いた長者が、
その男の縁と正直ものブリに心打たれて、自分の娘を
嫁がせる、という話しもある。

想像していたストーリーは、物々交換を繰り返す
うちに高価なものになり、最後には大変高価な屋敷を
手にする、いわゆる、雪だるまのように価値の高い
ものに交換される、というイメージであったが、
実際は前述の通りで全く違う。男は決して、高い価値の
ものと交換しようとしていたわけでもなく、
結果的に高い価値のものと交換できていったという
解釈とも違っている。

基本的には価値の大小、高低には関係なく、
自分の持っているもので、相手の欲する
ものを譲って、相手が差し出すものを
受け取っているだけだ。
その内の一つ、物語では最後であるが、
たまたま大変価値の高い、一生暮らすに
十分な価値のものと交換できた、ということだ。
最後は馬と屋敷の交換だったのだが、一般的には
到底、等価交換とはいえないと思うが、
村の長者にしてみれば、屋敷と交換しても
良い程の価値が馬にはあった、ということになる。
つまり、価値というものは、
絶対的なものではなく、人それぞれの状況で
違うものであり、自分の感じている価値と、
ある状況下にいる他人が感じる価値は違う、
ということである。さらに解釈すれば、
自分がそんなに高い価値と感じていないものでも、
大切にすることで、他人から高い評価を得ることが
ある、ということでもある。この大切にする、
ということが非常に重要なキーワードとなる。
大切にせず、粗末にしていたのでは、他人からも
それほど高い評価を得られなかったかもしれない。
この話しで、馬については元気のない馬と絹の
反物と交換している。
その馬を大切にして、水を与えたところ、
その馬は元気になっている。
長者が欲しがる程に。

もう一つ、違う角度では、自分が大切に
しているようなものでも、他人が本当に
必要としているものであれば、譲ってしまう、
そんな実直で誠実な生き方(?)をしていれば、
誰かが見ていて、思わぬ幸運を引き当てることが
あるかもしれない、という解釈だ。

自分が手にしたもの、偶然だとしても手に
したものは、藁であれ、元気のない馬であれ
大切にしていれば、ある状況下にいる誰かから
見れば非常に価値の高いものと成る可能性がある、
ということだ。自分のもっているものを大切にし、
磨き上げること、それを自分以外の人の目に触れ
させることが重要ということだ。

お題の“わらしべ長者”は不動産の売買について
書いて欲しいということであった。将来的な転売を
目的にして、マンションを購入し、いつかの
タイミングで売ってしまうものだからといって、
そのマンションを粗末には扱わないほうが良い
のではないか、いつか転売してしまうマンションで
あるからこそ、現在は大切にしたほうが良い、という
転じ方も出来る。

そして、リノベーションは、馬に与えた水と同じ
効果を持つ。
侍が所有していた時の馬は元気がなかったのだが、
馬が一番欲しがっている水を与えることで、
その馬は元気になる。
長者が屋敷と交換しても良いと思える程に。
水なのか、ニンジンなのか、馬が元気になるには
何を与えれば良いのかを、馬を大切に想い、
扱うことで知ることが出来る。
でも、まずは基本的な水なのであろう。

リノベーションを施された中古マンションは、
市場価値を高めることが出来るかも知れない。
適切なリノベーションであれば。

地方の資源についても同様だ。
地元ではそんなに高く評価されていない景色や、
食べ物、技術、風習や習慣でも、現代の日本に
おいては非常に高い観光資源となる可能性がある。
自分達だけの価値判断で途絶えさせたり、壊したり、
ないがしろにしないほうが良い。大切にして、
日本のみんなに、世界中の人たちに感じてもらえば、
それを欲しがり、その保護にあたりたがり、
その地元に大きな福を与えてくれる、長者が現れる
かもしれない。

これも、馬に水、が必要かも知れない。
それはきっとブランディングだ。
エナジードリンクによって必要以上に元気になり、
無理をして、寿命を短くしても仕方ない。
未来永劫存続していくために、十分な水を図る
必要がある。

自分についていえば、どんな仕事でも本気で
求められれば引き受けることが重要なのであろう。
そして、差し出される報酬を受け取る。
自身はそれに備え、丁寧に生活し、自分の能力を磨き、
誠実に社会と接すればよい、ということか。
これまでもそうしてきたつもりだが、この春、
初心に戻り、心掛けたい。
わらしべ長者の意味すら、こってりとこびりついた
社会の垢で、その本質を理解することが出来て
いなかったのだから。
もう一度、あの春のあの気持ちを思いだして、
求められるものを磨いていこうと思う。

写真は二度目の登場のプリンセス。
70年代前半の車に適切な“水”を与え、
大切に乗っています。豆柴にかじられ、
粗相をされてこそ、交換の意志なく、
一生乗り続ける気構えです。」

$おんぼろ不動産マーケット STAFF BLOG

2013.03.29

管理人のおばちゃん

こんばんは、三井です。

突然ですが、管理人のおばちゃんってどう思います。
イメージでは世話焼きで、住人のことをよく知っていて(知りすぎ)
いつも掃除をしている感じでしょうか?

管理人のおばちゃんに例えましたが、マンションでどんな
管理人さんが居るのかって気にされたことあります?

気にしたとしても、なんとなく五月蠅そうな人だなで
考えるのをやめてませんか?

もしも、あなたがそのマンションに住むことになったとき、
そこの管理人さんがどういう影響を与えるのか想像してください。

オートロックよりも口うるさい管理人のおばちゃんが
目を光らせてくれているほうが、不審者は侵入しにくいかもしれません。
オートロックでも必ずどこかに穴はあるものです。

ゴミが落ちているとすぐに注意をしてくれれば、
住人の美化の意識も高まるかもしれません。

どんな方が管理されているのか。
そんな部分も実は見るべきポイントだったりするんですよ。

2013.03.27

泣き男の改心 〜卒業式編〜

こんばんは。
ディレクター和泉です。


昨日は、私がバスケを教える小学校の卒業式でした。
最初の生徒を送り出してからかれこれ10数年。
卒業式参加も5回以上を数えます。

来賓席に並びながらも毎年号泣する姿から、
卒業式の風物詩と化した私の泣き男っぷり。

来賓待合室に入ると、皆が注目しているのがよくわかります。

と言うのも、地域の方々は何らかの形でほぼ知り合いなので、

ハンカチ持ってきた?
二枚ある?
去年は涙と称して鼻水出してたわよ。

などなど、まぁ私の事をよく分かってる訳です。

ですが、今年の私の心境は、
『彼らの中学校での活躍を見てみたい』と言う、
非常に前向きなものでした。

ですので当然、『泣く』と言うよりも、微笑んで、
期待満面の眼差しで送る時間が長く
(それでも要所ではこらえ切れませんでしたが…)
なりました。

当然、周囲の期待を裏切った訳ですから
(新喜劇ではズッこけるシーンが必要ですし、
引退した高見盛関はロボット的な気合注入が必要。
それと同じ感覚でしょう。)、バッシングを食らいましたが、
自分的にはこれも進化かな、と思ってます。

写真は卒業パネルを作成する際に使用したもの。
みんな、良い顔してますわ。


空間ディレクター
和泉

$おんぼろ不動産マーケット STAFF BLOG

2013.03.25

中古マンションを買う

皆さん、こんばんは。
三井です。

不動産を購入するのって人生の一大イベントですよね。
数千万とする大きな金額の買い物。
いざ気に入った物件が出ると、より悩みは深くなります。

・耐震性
・資産性
・流通性
・物件相場
・街の治安
・管理体制
・修繕履歴など

気になりだすともう止まりません。
あれも心配、これも心配。

周りの方も中古マンションを購入することに
反対するケースもあります。

だんだんとその物件で良いのか自信がなくなってきます。

多くの人がローンという借金を背負うわけですから、
リスクに敏感になるのは当然のことです。
失敗は出来ないですもんね。

ただ、ここで気をつけていただきたいのが、
なぜ不動産を購入したいと思ったか。

今の暮らしより更に快適に、幸せな生活を送りたいと
考えて不動産を探される方がほとんどです。

多くのリスクに対して、すべてを取り除くのは
現実的に不可能です。

リスクを考えるのは絶対に必要であることを
念頭に置いて、リスクヘッジではなくリスクテイク。

大切なのは、購入した物件でどんな生活をすごすのか?
幸せに過ごせるのか?

最近、打ち合わせを通じて、私が一番大切にしていかないと
いけないなと強く感じたことでした。

2013.03.23

サクラサク

こんばんは、三井です。

暖かい日が続き、桜の開花も始まりました。
例年よりも早く咲いているようで、お花見を
したなんて話もちらほらお伺いします。

日本人にとって特別な花、「桜」

不動産と絡んだ少し面白いデータがありますので
ご紹介します。

自宅のそばに桜があるかという質問に対して、
実に60%近くの方がはいと回答しています。

さらに、桜があって良かったかという問いには
95%がはいと回答しています。

やはり日本人の心を惹きつける魅力があります。

物件を見に行くと桜が見えるお部屋も
ちらほらとございます。

今の季節ならではの物件の見に行き方も
面白いのではないでしょうか?

2013.03.22

お笑いは、人生の縮図

こんばんは。ディレクター和泉です。

今日、元お笑い芸人の方と話す機会がありました。

お笑いって、その名の通り、人を笑わせる訳ですから、
その対象の方にとってイヤな存在であってはならない事は
もちろんの事、知識・経験・ホスピタリティー・頭の回転の速さ
などなど、とにかくいろんな事が求められます。

人に笑われているのではなく、あくまでこちらが主導で人の
副交感神経を刺激する訳ですから、まずはその人に、自分の存在を
受け入れていただく必要があります。

なんかこれって、本質ですよね。

相手に自分を受け入れてもらう。

それがないと、もちろん説得力も、求心力も生まれません。

何かお笑いって、人生を凝縮しているな。

よし、久々にアメトークを観るか。

ARCHIVE

CATEGORY

過去のブログはこちらから

1  2  3  4

PAGE TOP