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2017.05.14

不動産の目利き ~算数編~


こんにちは。
和泉です。

少しご無沙汰してしまいました。
すみません。

最近は多くのお問い合わせを頂くようになりまして、どういった事が
我々専門家に求められているのか、少しずつ変わって来ている様に
思いますので、その辺を加味して、何とか皆さんのお役に立てそうな
ことを、少しずつ綴って行ければと考えております。

まずは、最近多いご質問に対しての見解から。
算数編なので、堅いお話から入りますが、必ずお役に立ちますので、
ご容赦ください。

ここ1年間の問い合わせで1番多い内容の1つが、
「今、オリンピックの影響で不動産価格が高いとニュースでやっているので、
購入するのを控えるべきでしょうか?」
という種類の質問です。

DATA1を見てください。

DATA1
DATA_1.jpg

これはおんぼろ不動産マーケットのユーザーの方々に支持されている東京南西部
目黒、品川、大田、世田谷、中野、 杉並、練馬)における、平成24年度以降の
土地価格の推移です。

東京オリンピックが決まったのが2013年(平成25年)9月8日ですから、
表中では平成25年代三四半期に該当します。
確かに平成25年第三四半期頃から平成28年の第一四半期までは、緩やかに
上昇のカーブを描いていますよね。
オリンピックの決定とタイミングが合致しますね。

一方、DATA2を見てください。

DATA2

DATA_2.jpg


これは、過去2年間(平成27年~平成29年)における中古マンションの
取引事例の、価格推移です。
土地ほどの大きな動きは無いとは言え、カーブの仕方はニアな状況ですよね。
土地の価格推移とマンションの価格推移が連動している事がここから見えてきます。

ではやはり、オリンピックに価格が引きずられて入るのでしょうか。

オリンピック後まで待つ!というのは正解なのか...??

一方、成熟した都市部で行う今回のオリンピックでは、大規模なインフラ整備を
伴う新興国のそれとは異なり、不動産市場における経済効果は限定的であるという
見方もあります。
2012年のロンドンオリンピックでは、不動産市場への影響はほぼ見られなかったと
報告されています(以下、野村総研資料URLより)。


加えて、オリンピック後にも、羽田の国際化やリニア新幹線の開通など、オリンピック
ほどではないとは言え、日本の首都圏が注目される要素が幾つもあります。

更には、国策として物価2%目標も継続して掲げており、それが達せられれば、即ち金利の
上昇する可能性が大きくなります。
仮に不動産価格が下落傾向に突入したとしても、金利が上がれば...プラスマイナスの幅次第ですが...
あまり待つ事に意味がないですよね。

という事で、私見としては、オリンピックによって上昇下落が全決定する訳ではない。
と考えています。

これらは、自分でコントロールする事が難しいですよね。

こういった不確定要素の強い外的要因に身を任せるのではなく、「自分は購入する必要があるのか否か」
「どういった不動産を購入し、どうやって豊かに暮らすのか?」などの内的要因に考え向けていく事を
お勧めします。

でも、こういったことを考えられるのは、購入前のタイミングのみなので、私たちのお客様へは
隠すことなく、専門家としての考えをお伝えして参りますね。

ではでは。


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[ 空間ディレクター 兼 仕立屋 ]

和泉 直人  izumi naoto

建築・不動産・デザイン・マーケティングの
4足のわらじを履く、空間創り・不動産目利
きの専門家。
北海道釧路市出身。3児の父。

*詳しくはこちら

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