09/01/31(土)
本日は耐震に関しての第3段、
建物の構造に関してお話します。
一般的な建物の構造は壁式構造かラーメン構造
のどちらかが大多数です。
壁式構造とは、壁体や床板など平面的な構造体のみで構成する
構造方式をいいます。
良く耳にするツーバイフォー住宅は日本語でいうと「枠組壁工法」と呼ばれており、
これをイメージすると分かりやすいかと思います。
在来木造が柱や梁をジョイントして造られるのに対して、
壁パネルなどをパタパタとつなぎ合わせて建物を造っていきます。
パネルを工場で作り、現場ではそれを釘で繋ぎ合わせれば構造体の完成です。
工法的には簡単ですが壁量、階高、開口部等に力学的な安全性を確保するための
制限が設けられており、在来木造に比べて開口部が少ないなどの自由度は劣りますが、
地震に対して非常に強いと言えます。
コンクリート造の場合も、壁式鉄筋コンクリート造、コンクリートブロック造等がこの形式に
あたり、経済性を目的として開発・普及した構造方式で、3~4階程度の中低層の共同住宅等に
多く採用されています。
工場でコンクリートの壁や床をあらかじめ制作して、現場で組み立てる壁式プレキャスト鉄筋
コンクリート造というものもあり、現在、建設工法の合理化を目標として量産公営住宅をはじめ
集合住宅の多くの種類が考案され普及しています。
ツーバイフォー同様、壁量、階高、開口部等の制限があり、平面の自由度は劣りますが、
全体として非常に剛な構造で地震に対しても非常に強いと言えます。
まとめると、壁式構造は自由度は少ないが工事費が安く地震に強い構造と言えるでしょう。
ラーメン構造に関しては次回に説明させて頂きたいと思います。
【木戸】
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