耐震について④

09/01/31(土)

耐震について第4段です。

前回に引き続き建物の構造についてお話したいと思います。

今回はラーメン構造についてお話します。

 

ラーメン構造とは、柱と梁を一体化した骨組構造をいいます。

建物の強度を高める為に、ラーメン構造の柱と梁の中に壁を組み込む場合

もあり、このような壁を「耐震壁」といい壁式構造の壁と同じく大きな

強度があります。同じ鉄筋コンクリートの壁でも、出入口などの大きな開口が

設けられた壁や、柱・梁から外れた壁は「非構造壁」といい、みかけ上は

耐震壁と同じ壁に見えますが壁厚や中に入っている鉄筋の量が少なく、震性能上は

あまり役立たない壁です。

 

鉄筋コンクリート造で柱と梁でできている建物は、柱と梁が固まって

一体化していますので当然ラーメン構造ということになります。

柱と梁で構成されている構造形式で、柱と梁が堅固に

緊結され一体化されていればコンクリート造でなくても、ラーメン構造なの

ですが、鉄骨造や木造の場合柱と梁のジョイント部分を緊結するには

複雑な溶接や特殊な金物が必要とされるため工事費が上がることとなります。

ちなみに柱と梁が一体化されていないものをピン構造といいます。

 

まとめると、ラーメン構造は、自由度は高いが工事費が高く、地震に対しては

壁式工法ほどには強くないのがラーメン構造ということになります。

 

 このように前回お話した壁式構造と今回のラーメン構造には一長一短があります。

どちらが良いとは一概に言えませんので、

あくまで物件を選ぶ際の基準の一つとして考えて下さい。

【木戸】

 おんぼろブルー

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