耐震①「構造による耐震性の違い」

09/06/29(月)

本日から耐震診断から改修への進め方について

少しずつお伝えしていこうと思います。

 

昭和56年6月以前に建築確認を取得したマンションは

いわゆる旧耐震といって、現行の建築基準法上の耐震基準を

満たしていません。

というよりも、当時はその基準が現在と違うので

「満たしているかどうかわからない」というのが正確です。

 

そこで、該当するマンションには耐震診断が必要となります。

まず、手始めにすることは建物の構造形式の確認です。

建築構造にはS造系(鉄骨造系)のものと(S)RC造系(鉄筋(鉄骨)コンクリート造系)のものがあり、

それぞれに、耐震基準や診断の方法が違います。

 

なかでも、RC造系は構造形式に大きく分けてラーメン構造と壁式構造があります。

壁式構造のものは過去の地震でも大きな被害にあったものが少なく、比較的耐震性が

高いと言われています。

しかしながら、それを証明したり正しく判断するにはやはり耐震診断が必要なのです。

その他、ピロティ構造や吹き抜けのある構造なども耐震性に大きくかかわる事項です。

一見壁があるように見えても、その壁が構造壁出ない場合はピロティ構造と同じ扱いになるなど

見た目だけでは判断が難しい場合もあります。

そういった意味でも、実際には耐震診断による正確な判断が必要となるのです。

 

 

次回は、「構造の調べ方」についてお話します。

【木戸】

 おんぼろブルー

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